2008 7月19日から7月21日
参加者 関口CL 長沢、板場、中三川

19日 18:45 足利発、
町内の夏祭りで、生ビールと枝豆、から揚げを買った。
関口さんは あずさ21号で韮崎駅に8:41pmに着く。
高速は140km/hr以上、一方通行を逆走し、右車線を走り抜いて
21:15 関口さんの待つ韮崎駅に到着。
セブンに寄り、食料を調達。
林道を50分、狸4匹、鹿一頭と遭遇。
23:00 頃 夏木鉱泉キャンプ場に到着。
日本酒1升、40度の泡盛、ビールを空にする。駐車場代800円×2、キャンプ場代は取られなかった。
7月20日 晴れ
5:30 am 起床? テントから出ると、空がぐるぐる回転した。関口さんが2人に見える。豚汁でおにぎり?を胃に流し込み、
6:35 am には出発。曇り、夏木鉱泉を過ぎ、ドンドコ沢を登り始める。
沢の流れと、湿気の多い新鮮な空気と緑が、歩こうという気持ちを支えてくれる。
8:15 am 南精進ヶ滝。ここからは、かなりの急登だ。
9:30 am 鳳凰の滝 登山道からは滝は見えず、看板のみ。
10:37 am 白糸の滝、豪快な滝。水量も尾多く、岩にはじけた水しぶきがかかる。
11:30 am 五色の滝、この滝がこのコースのメインステージであるが、ガスが多いのと、かなり下るので、看板を撮影して終了。
その後も急登が続いた後、沢沿いの平坦な道になり、
12:30 am 鳳凰小屋キャンプ場に到着。テント場は小屋に隣接して整備されている。小屋のおじさんの感じもよい。
13:30 一休みした後、地蔵岳に登ることにする。花崗岩が砕けてできた砂の道を登る。
14:15 地蔵岳のピークははっきりしない。オベリスクは先端の5メートルがツルツルでロープが何本か下がっているが、怖くて登れなかった。
15:00 写真を何枚も撮って、下山、徐々に雲が晴れて、白く輝いてそびえるオベリスクを望むことができた。
15:30 小屋に戻り、小屋の前のベンチでビールを飲み、フリーズドライのカレーライス(ぐじゃぐじゃにカレーとご飯が混じった)で夕食。 這い松の新芽をつけて作った20年ものの焼酎を、小屋の主人が分けてくださった。香りがキョーレツであった。沢音が美しく、ベンチで食事ができて、水も豊富、とても使いやすいキャンプ場であった。
19:00 頃 就寝。眩しいほどの月明かりで、星が見えない。
7月21日 快晴
4:00 am 起床。テントの中で食事、フリーズドライの雑煮とおこわ(五目おこわは旨いが、山菜おこわは味が薄い)
5:03 am 各自1.5Lの水を汲んで出発。沢を渡るとハシゴがあり、早速急登となる。2500mを超えているが、唐松林が美しく、野鳥の囀りも賑やかだ。可憐な高山植物も豊富だが、どれがなんだかわからないと、ただ見過ごすだけになる。
6:00 am 観音岳と地蔵岳を結ぶ稜線に出た。見渡す限りの雲海、大きな雪渓を抱いた北岳、間ノ岳の迫力のある雄姿が朝日を正面に受けていた。朝の空気もすがすがしく、なかなか歩き出す気になれなかった。
6:20 amに歩き始め、
7:15 am 観音岳山頂、2840.4mに立った。 一面の雲海の中、遠方に富士山、八ヶ岳、北アルプスが浮かび、近くには甲斐駒ケ岳、白峰三山がそびえる。 頭上にはひとかけらの雲も無い。
7:15 am 観音岳発、薬師岳までは下りだけだ。這い松の花粉が土埃のように舞い、羽毛の粉のような白い虫が無数に飛び交う。這松の花が香水のような強い香りを放つ。
7:37 am 薬師岳。山頂とは言っても看板だけ、何処がピークなのかはっきりしない。
7:50 am 下山開始。雲上の別世界に酔いしれていたのも僅か2時間足らずだった。
中道とよばれる尾根はなかなかの急勾配で、湿った岩や木の根に時々足を取られる。
唐松の林は美しいが、今年は雨が少なかったらしく、コケの発育が今ひとつ。
8:30 am 御座石。ただの大きな石であるが、皆、「すごいなぁ」と感心する。10分休憩、「歩かねぇことには着かないから」と長いくだりを黙々と歩く。 1時間に10分の休憩をとり、
11:00 am 林道、11:35am 夏木鉱泉に帰り着く。
下界はギンギンの猛暑。鉱泉は鉄を含むアルカリ泉。熱い。
夏樹鉱泉のひんやりとした土間で湯上りのビールを空ける。瓶のビールだ。関口さんはざる蕎麦を食べるのを楽しみにしていたが、中三川がしきりに帰路の渋滞を気にするため、諦めることになった。
せかせかと夏木鉱泉を後にし、韮崎駅で関口さん落とす。
中央高速は、事故渋滞1時間、恐れていた小仏トンネルの渋滞はたかが13㎞ 55分であった。蕎麦を食べればよかったと、悔やまれてなりません。
梅雨明けの快晴の南アルプス、快感度満点でした。
��中三川記)