2010年1月13日水曜日

甲斐駒ヶ岳

R0013544

日時:2010年1月10,11日
参加者:関口、中三川、大澤、谷津、出島
冬の黒戸尾根を登ってきました。天気に恵まれ、最高のコンデションで登山を楽しむことが出来ました。七丈小屋の泡盛も、相変わらず美味かった。

1月9日(土)
1900 足利発
出島氏の車に中三川、谷津、大澤便乗。
2146 日野春駅で関口氏と合流。
2215 藪の湯みはらし着。鉱泉に入り登頂前祝いしながら装備、行動食の確認。

1月10日(日)
0500 起床
0600 みはらし出発。
0620 尾白渓谷駐車場着。
0630 同、発。
0655 尾白川渓谷分岐で着衣調整。
0809 朝食。宿で作ってもらったおにぎりと納豆汁。
0830 発。
0904 笹の平分岐通過。
0930 小休止。1628m付近
1035 小休止。1881m付近
1105 刃渡り通過。R0013522_2

1130 刀利天狗岳通過。
1216 五丈小屋跡着。昼食。宿のおにぎりと豚汁。
1255 同、発。
1356 七丈小屋着。
チェックインを済ませ小屋着祝いのビールで乾杯。小屋の主の秘蔵の泡盛「主」を四杯購入し皆で廻し飲み。目の前の鳳凰三山、真裏の八ヶ岳連峰にしばし、見入る。今日一日天気は上上、明日も天気良好とのこと。時間との勝負だが、明日の登頂を祈る。

1月11日(月)
0400 起床。朝食は中三川氏の特製雑煮とコーヒー。
0515 七丈小屋発。アイゼン、ピッケル、ヘッドランプ装着し出発。
0621 ご来光場着。夜明け前のパノラマを撮影。
0630 同、発。
0708 二本刀通過。
0721 九合目辺りのテラスで小休止。
0755 駒ヶ嶽神社通過。
0800 甲斐駒ヶ岳山頂着。P10008081

眼下に雲海を望み、360°の大パノラマが展開する!
0818 下山開始。途中、雪の付いた岩稜が続きやや苦戦する場面も…。
0832 九合目辺りのテラス通過。
0925 七丈小屋着。小屋掃除、パッキング後お湯補給。
1000 七丈小屋発。アイゼンは装着したまま。
1047 五丈小屋跡着。黒戸山を背景に集合撮影。P1000832

1058 五丈小屋発。最後の登りだ。
1155 刀利天狗岳通過。途中、かもしかに遭遇する。
1208 1881m付近で小休止。昼食をとる。アイゼンを脱ぐ。これから樹林帯なので着衣調整する。
1229 同、発。
1306 笹の平分岐通過。雪道のために夏期の通過時間よりも早かった。
1411 竹宇駒ヶ岳神社着。
1420 尾白渓谷駐車場着。
1500 出発
1520 関口、谷津両氏を韮崎駅に送る。
出島、中三川、大澤は韮崎インターから帰足利。
1800~1830 足利組到着。

��大澤記)
関口さんの写真はこちら

2010年1月12日火曜日

越後駒ケ岳

  1. 2009 12月12日 13日



越後駒ケ岳、 参加者 中三川 晃利 単独









11月22日の連休、テントと食料を背負って越後駒ケ岳に出かけただが、下山するパーティーに「今日は誰も登っていないと」と教えられ、闇夜で一人テントを張って過ごすのが怖くて、1400m地点から、一緒に下山してしまった。(駒ケ岳の写真はこの時撮影した。)





今回はそのリベンジである。新潟の天気予報は12日雨、13日は曇り。





「本格的な雪が降る前なら登れるかも」と、12日夜、テントと食料を車に投げ込んで、駒の湯まで車を走らせた。





新潟は雨、気温は6℃。厳冬期には大湯から駒の湯まで数時間のラッセルとなるが、この日は雪なし。足利から2.5時間。明日は曇りの予報を信じて、駒の湯手前の駐車場にテントを張り、焼き鳥と寿司で夕食を済ませてシュラフにもぐり込む。熊が寄ってこないように、食器とゴミは車のトランクにしっかり片付けた。









13日 4:00AM 起床、雨はやんでいる。うどんとおにぎりで朝食。コーヒーをテルモスに、テントを畳んで5:30AM ヘッドランプの灯りを頼りに歩き始める。





気温は高目、枝や葉の雨露で濡れるので、厚手の下着の上に直接ハードシェルを着た。





渡り板一枚を繋げた吊橋が出発点だ。落ち葉で埋まった急坂を登る。真っ暗、振り返ると大湯温泉の明かりが見える。1時間ほど歩くと、ヘッドランプがいらなくなった。





1000m付近から所々雪が出てくる。高曇りを期待していたが、厚い雲が低く垂れ込めていて、稜線は全く見えない。木々の枝は細かな氷をつけて、景色は真っ白だ。





地図ではなだらかな尾根に見えるが、息の切れる急坂が続く。





8;37AM 小倉山 1378m。積雪 20cm 風わずか。視界は100mぐらいしかないが、少ない雪、風雪なしのコンディション、しめた!と思う。





一旦軽く下った後、なだらかな登りが続く。潅木滞に道がしっかりついていて、迷うことはない。小倉山からは雪道となり、所々膝までもぐる。ワカンをつけようと小休止していたら、学生7人のパーティーが賑やかに降りてきた。昨日の土砂降りの中を登り、駒の小屋宿泊、今日山頂を踏んで下山してきたという。若い人たちは元気で、楽しそうだ。この先、彼らが残したトレースのおかげでワカンは不要となった。





9:36AM 百草の池 しばらくなだらかな登りがつづくが、潅木の枝が道を遮り、歩きにくい。





潅木の樹林帯を抜けると、急な雪面の登りとなる。夏道はツヅラ折になるのだろうが、今は直登できつい。凍った硬い雪の上に新雪が10cmほど、滑るのでアイゼンを着けた。





ハードシェルの下にフリースのシャツを着る。無風に近く、ガスはますます濃くなった。視界は50m以下だと思う。





ナイフリジイがあり、四つ這いになるような急な斜面を登りきると、10:44AM、駒の小屋が現れた。小さいながら木造の端正な小屋だ。水滴が凍りついて、砂糖菓子のようになっている。冬は2階のドアから入るが、雪が少なく、鉄塔をよじ登らなければならない。窓からはきちんと光が入る。





小屋以外は何も無い雪面となり、視界が悪くなってきたので、かすかに残るアイゼンの爪跡が消えないうちにと、休憩をとらず、頂上に向かう。





自分の周りは白一色で平衡感覚がおかしくなる。





一本の赤旗が残されていて、すごく安心する。





11:00AM 小さな杭がぽつんとあって、駒ケ岳山頂と書いてあった。風はない。













風はない。寒く無い。何にも見えない。





写真だけ撮って、下山。アイゼンの爪瘢を目を凝らして追いつつ、小屋まで戻ると、ほっとした。









小屋の下はクラストした急な斜面なので、小屋でも休憩は取らず、安全なところまで急いで下降する。





ナイフリッジを渡るところで、わずかに雲の切れ目ができて、岩が露出した中ノ岳の稜線と荒々しい岩の斜面が見えた。









1時間ほど下ると、雲の下に出た。小倉山までが遠く見える。急に疲れを感じた。





小倉山からは、濡れた岩とぬかるんだ土に足を取られながら、急な斜面を降りた。





14:30 駐車場に辿り着く。





大湯の共同浴場でゆっくり汗を流し、足利まで2時間30分で着いた。





この2日後、新潟は12月としては25年ぶりの大雪に見舞われた。越後駒は、体力のあるパーティーが何日ラッセルしてもなかなかたどり着けない豪雪に覆われていることあろう。

















































































































































2010年1月4日月曜日

2010新年会

日時:2010年1月2日 午後5時より
場所:栃の実クッキングスクール
参加者:白沢、板橋、伏島、福島、深沢、武藤、三代目、中三川、小峰親子、谷津、出島、大塚長人

今年は13名と少なめ。ビール大瓶13本、日本酒4升。料理は牡蠣とカニの鍋がメインでした。
皆さん、今年も張り切っていきましょう。

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